一字不説(読み)イチジフセツ

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精選版 日本国語大辞典 「一字不説」の意味・読み・例文・類語

いちじ‐ふせつ【一字不説】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。仏の悟りの内容は、ことばや文字では表わせないほど深いものであるということ。
    1. [初出の実例]「一字不説不信道 大蔵経巻已落草」(出典:狂雲集(15C後)不妄語戒)

一字不説の補助注記

仏典では多く「不説一字」の形になる。「大般若経‐五七一」に「最勝答曰、諸仏菩薩、従始至終、不一字、云何虚妄」とある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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