一字書(読み)イチジガキ

デジタル大辞泉 「一字書」の意味・読み・例文・類語

いちじ‐がき【一字書(き)】

1枚の紙に1字ずつ書くこと。
字体をくずして、一筆に書きくだすこと。続け書き。一筆いっぴつ書き。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「一字書」の意味・読み・例文・類語

いちじ‐がき【一字書】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 字体をくずして、一筆に書きくだすこと。墨つぎをしないで一筆で書くこと。一筆書(ひとふでがき)。続書(つづけがき)
    1. [初出の実例]「光は暗き門行燈(かどあんどう)やまとや伝兵衛一字がき」(出典浄瑠璃・心中天の網島(1720)下)
  3. 習字などで、紙一枚に一字ずつ書くこと。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android