一字書(読み)いちじがき

精選版 日本国語大辞典 「一字書」の意味・読み・例文・類語

いちじ‐がき【一字書】

〘名〙
字体をくずして、一筆に書きくだすこと。墨つぎをしないで一筆で書くこと。一筆書(ひとふでがき)。続書(つづけがき)
浄瑠璃・心中天の網島(1720)下「光は暗き門行燈(かどあんどう)やまとや伝兵衛一字がき」
習字などで、紙一枚に一字ずつ書くこと。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「一字書」の意味・読み・例文・類語

いちじ‐がき【一字書(き)】

1枚の紙に1字ずつ書くこと。
字体をくずして、一筆に書きくだすこと。続け書き。一筆いっぴつ書き。

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