一定の取引分野(読み)いっていのとりひきぶんや

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「一定の取引分野」の意味・わかりやすい解説

一定の取引分野
いっていのとりひきぶんや

独占禁止法の基本概念の一つで,競争の行われる一定の場,すなわち市場のことである。私的独占,不当な取引制限は競争制限との関係で独占禁止法上違法とされるため,一定の競争制限行為がいかなる範囲における競争に影響を及ぼすかについての判断が必要となるが,その範囲がここにいう一定の取引分野である。さらに,一定の取引分野はその取引の対象である商品あるいは役務,またはその地域の広狭,企業の種類,取引の相手方などきわめて多種多様な形で存在する。

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