日本歴史地名大系 「一宮川」の解説 一宮川いちのみやがわ 千葉県:長生郡一宮町一宮川長南(ちようなん)町深沢(ふかさわ)地区などを水源とし、一宮町境の長生村南中之瀬(みなみなかのせ)で太平洋に注ぐ。流路延長三七・三キロ、流域面積二二二平方キロ。川底が浅く、江戸時代には舟運が盛んではなかったようである。九十九里浜で水揚げされた鰯は茂原(もばら)経由で江戸湾岸の湊まで駄送されるか、浜方から海上輸送された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報