デジタル大辞泉 「一斎点」の意味・読み・例文・類語 いっさい‐てん【一斎点】 江戸後期に佐藤一斎が施した経書の訓点。宋の学者の注によった漢文訓読法で、それ以前の訓点よりも原文に忠実で、簡潔といわれる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「一斎点」の意味・読み・例文・類語 いっさい‐てん【一斎点】 〘 名詞 〙 経書の訓点の一つ。近世末期、佐藤一斎が宋儒(そうじゅ)の新註によって漢文に訓点を施した訓読法。和文への翻訳を重視した以前の訓読法よりも原文の形式に寄りそった訓読法をとり、敬語・助動詞の読み添えが少なく、簡潔である。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例