一条成美(読み)いちじょう せいび

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「一条成美」の解説

一条成美 いちじょう-せいび

1877-1910 明治時代挿絵画家
明治10年9月25日生まれ。絵を独学でまなび,明治33年から「明星」「新声」などの文芸誌に表紙,挿絵をえがき,評判となった。尾崎紅葉ら著名作家の本の装丁も手がけた。明治43年8月12日死去。34歳。長野県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の一条成美の言及

【アール・ヌーボー】より

…黒田から刺激を受けた杉浦非水(1876‐1965)は,日本でグラフィック・デザインの分野を切り開いた。1900年に発刊された《明星》では,一条成美(1877‐1910),藤島武二らがアール・ヌーボー様式の表紙,挿絵を描いた。また,1903年ロンドンから帰国した夏目漱石は橋口五葉に,新しい装飾の傾向を伝えている。…

※「一条成美」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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