一枚交(読み)いちまいまぜ

精選版 日本国語大辞典 「一枚交」の意味・読み・例文・類語

いちまい‐まぜ【一枚交】

  1. 〘 名詞 〙 よろいの札(さね)の重ね方の一種撓革(いためがわ)の札と鉄の札とを一枚ずつ交互に交えて重ねたもの。→鉄交(かなまぜ)
    1. [初出の実例]「黒皮威(おどし)大荒目の鎧の、一枚(マイ)まぜなる草摺長さざめかし」(出典源平盛衰記(14C前)一四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android