一番仕立(読み)いちばんじたて

精選版 日本国語大辞典 「一番仕立」の意味・読み・例文・類語

いちばん‐じたて【一番仕立】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代番船(ばんぶね)競走で、参加船の多い場合、二回以上に分けた、その一回目をいう。菱垣廻船新綿番船樽廻船新酒番船は、それぞれ上方から江戸までを競走するならわしであった。一番走り。先走り。
    1. [初出の実例]「壱番仕立十弐艘之内、跡浮け六艘は廿二日出帆」(出典:四井屋久兵衛覚之事)

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