一目千本(読み)ヒトメセンボン

デジタル大辞泉 「一目千本」の意味・読み・例文・類語

ひとめ‐せんぼん【一目千本】

千本の桜が一目で見渡せる所。特に、奈良県吉野山の桜を見るのに絶好場所をいう。

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精選版 日本国語大辞典 「一目千本」の意味・読み・例文・類語

ひとめ‐せんぼん【一目千本】

  1. 〘 名詞 〙 一目で千本も見えるほどぎっしりと詰まっていること。特に桜の名所奈良県吉野山の、一望もとに千本もの桜の見える所をいう。
    1. [初出の実例]「ここより見わたすところを、一目千本とかいひて、大かたよし野のうちにも、桜のおほかるかぎりとぞいふなる」(出典:菅笠日記(1772)上)

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