一色産うなぎ(読み)いっしきさんうなぎ

事典 日本の地域ブランド・名産品 「一色産うなぎ」の解説

一色産うなぎ[水産]
いっしきさんうなぎ

東海地方、愛知県の地域ブランド。
一色産のうなぎを主要な原材料とする愛知県幡豆郡を中心とした西三河地区で製造したうなぎの蒲焼き白焼き、ならびに一色産のうなぎ(生きているものに限る)。愛知県幡豆郡一色町では、1894(明治27)年からうなぎの養殖がおこなわれている。すべての養殖池が矢作川水系の清流水を活用しており、天然に近い状態で生産される。加温式温水養殖(ハウス養殖)によって効率の良い養殖方法が確立された。ビタミンA・ビタミンE・ドコサヘキサエン酸・レシチンエイコサペンタエン酸が多く含まれ、栄養価が高い。2007(平成19)年11月、特許庁地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5093218号。地域団体商標の権利者は、一色うなぎ漁業協同組合。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「一色産うなぎ」の解説

一色産うなぎ

愛知県西尾市一色町産のウナギを原材料として、同市など西河内地方で製造されるウナギの蒲焼・白焼。地域団体商標。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android