精選版 日本国語大辞典 「一荒」の意味・読み・例文・類語 ひと‐あれ【一荒】 〘 名詞 〙① 雨風がひとしきりはげしくなること。[初出の実例]「ひとあれの風より後はしづまりて竹の葉しらむ夕暮の雪〈藤原雅有〉」(出典:夫木和歌抄(1310頃)一八)② 気性などが一段とはげしいこと。[初出の実例]「長(たけ)八尺許なる男の、一荒(ヒトアレ)荒たるが」(出典:太平記(14C後)一七)③ 機嫌が悪くて、周囲に強く当たること。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例