最新 地学事典 「一面剪断試験」の解説
いちめんせんだんしけん
一面剪断試験
direct shear test
上下に分かれた剪断容器(通常は高さの低い箱)に試料を入れ,上下方向に力(垂直応力σn)を与えたままで,剪断容器の一方を固定し,他の容器に水平の力(剪断応力τ)を加え,剪断容器の上下に分かれる面で試料を強制的に破壊させる試験。直接剪断試験とも。破壊時におけるσnとτから,クーロンの法則に従い粘着力cと内部摩擦角φを求める。試験は一定の割合で剪断応力τを増加させる応力制御と,一定の速さで剪断容器を押す変位制御がある。
執筆者:中山 俊雄・吉岡 昇一郎
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

