七多羅樹(読み)シチタラジュ

精選版 日本国語大辞典 「七多羅樹」の意味・読み・例文・類語

しち‐たらじゅ【七多羅樹】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。多羅樹の高さを七倍にした高さ。転じて、物の高いことのたとえにいう。多羅樹はインドの高木で、高さがほぼ七、八〇尺(約二二、三メートル)とされるところから尺度単位に用いられる。
    1. [初出の実例]「名にたかき月の桂や七多羅樹」(出典:俳諧・玉海集(1656)三)
    2. [その他の文献]〔北本涅槃経‐二一〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む