七度半の使い(読み)しちどはんのつかい

精選版 日本国語大辞典 「七度半の使い」の意味・読み・例文・類語

しちどはん【七度半】 の 使(つか)

神事祭礼、また花嫁輿入れなどの際に、たびたび丁重な使いを出して迎えること。また、その使いの者。
※俳諧・毛吹草(1638)五「七度半(ハン)の使いは雨かをそ桜〈丹後衆〉」
談義本・当風辻談義(1753)五「来る度毎に御留守御留守といふて夜を明すが例年の神事、是を七度半の使(しちどハンのツカイ)と号す」

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