七度半(読み)しちどはん

精選版 日本国語大辞典 「七度半」の意味・読み・例文・類語

しちど‐はん【七度半】

  1. 〘 名詞 〙 陰暦七月一三日の王子祭の雑色(ぞうしき)異称。当日、王子権現の別当金輪寺の住職が権現に礼拝する時、寺から権現まで白張(しらはり)を着て傘を持った雑色が七度走って往来し、八度目の途中で出会うようにするところからいう。
    1. [初出の実例]「七度半おちゃっひいほとかけあるき」(出典:雑俳・柳多留拾遺(1801)巻一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む