七徳の舞(読み)シチトクノマイ

デジタル大辞泉 「七徳の舞」の意味・読み・例文・類語

しちとく‐の‐まい〔‐まひ〕【七徳の舞】

《唐の太宗七徳を象徴するところから》「秦王破陣楽じんのうはじんらく」の通称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「七徳の舞」の意味・読み・例文・類語

しちとく【七徳】 の 舞(まい)

中国、唐の太宗の作った舞楽秦王破陣楽(じんのうはじんらく)別称。七徳。
徒然草(1331頃)二二六「後鳥羽院御時信濃前司行長稽古の誉ありけるが、楽府の御論義の番にめされて、七徳の舞ふたつ忘れたりければ、五徳冠者異名をつきにけるを」 〔新唐書‐礼楽志〕

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