七星剣(読み)しちせいけん

精選版 日本国語大辞典 「七星剣」の意味・読み・例文・類語

しちせい‐けん【七星剣】

  1. 七星を象嵌(ぞうがん)してある上古の剣。大阪市、四天王寺所蔵。聖徳太子のものであったと伝えられ、長さ六二・四センチメートル、内ぞり〇・五センチメートル、元幅二・四センチメートル。飛鳥時代の作で切刃(きりは)造り、丸棟(まるむね)の直刀。表裏の樋(ひ)の上に七星と雲形鎺元(はばきもと)龍頭を金で象嵌。国宝

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android