七目題目(読み)しちもくだいもく

精選版 日本国語大辞典 「七目題目」の意味・読み・例文・類語

しちもく‐だいもく【七目題目】

〘名〙 (「七目」の「七」は「南無妙法蓮華経」の七字、「目」は「題目」の「目」に合わせて添えたもの) くどくどという自分勝手な言い分。ごたく。
※歌舞伎・善悪両面児手柏(妲妃のお百)(1867)六幕「さういふ立派な親分と、ほんに夢にも知らねえから、七目題目(シチモクダイモク)並べたて、面目もねえ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android