七破風の家(読み)しちはふのいえ(その他表記)The House of the Seven Gables

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「七破風の家」の意味・わかりやすい解説

七破風の家
しちはふのいえ
The House of the Seven Gables

アメリカの作家 N.ホーソーンの小説。 1851年刊。呪われた七破風の家を舞台に,そこに住む現在のピンチョン家の人々を描きながら,重い時間意識と罪の物語を構成している。ボストン郊外セーレムのピンチョン家の祖先は,17世紀にモールという男を魔法使いだとして死刑にして彼から土地を奪い,7つの破風がある家を建てたが,この家には死んだモールの呪いがかかり,呪いは 200年後の現在のピンチョン家にまで及んでいる。しかしこの呪いは,この家から離れて育てられたフィービ・ピンチョンとこの家の近くに住んでいるモールの子孫ホールグレーブとの愛によって解かれる。

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