七難即滅(読み)シチナンソクメツ

デジタル大辞泉 「七難即滅」の意味・読み・例文・類語

しちなん‐そくめつ【七難即滅】

七難がただちに滅び、福がもたらされること。下に「七福即生」と続けて用いられる。

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精選版 日本国語大辞典 「七難即滅」の意味・読み・例文・類語

しちなん‐そくめつ【七難即滅】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。七難がたちまち滅んで幸福がもたらされること。多く、下に「七福即生」をつけて用いられる。
    1. [初出の実例]「現世七難即滅七福即生、乃至臨終之時必有来迎観音蓮台」(出典:日蓮遺文‐守護国家論(1259))
    2. 「七星眼前にくだり光をやはらげ給ふ事、七なんそくめつ、七福即生の明文(めいもん)にかなひぬるをや」(出典:曾我物語(南北朝頃)二)

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