万度祓(読み)マンドバライ

デジタル大辞泉 「万度祓」の意味・読み・例文・類語

まんど‐ばらい〔‐ばらひ〕【万度×祓】

中臣なかとみはらえことば神前何度も読み、けがれをはらい清めること。
万度の祓をしたという祓串はらえぐし近世神職が家々に配り歩いた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「万度祓」の意味・読み・例文・類語

まんど‐はらい‥はらひ【万度祓】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 神前で中臣の祓の詞を一万度奏して罪を祓いきよめること。一万度祓。万度。
  3. 万度の祓をした祓串(はらいぐし)を納めた祓箱願主の家にまつるもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android