願主(読み)ガンシュ

デジタル大辞泉 「願主」の意味・読み・例文・類語

がん‐しゅ〔グワン‐〕【願主】

《「がんじゅ」とも》神仏に願をかける当人。ねがいぬし。

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精選版 日本国語大辞典 「願主」の意味・読み・例文・類語

がん‐しゅグヮン‥【願主】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「がんじゅ」とも ) 善根功徳を積もうという願いで、仏像仏寺を建立したり、経典法衣供養などを発願した本人本願主(ほんがんしゅ)。ねがいぬし。
    1. [初出の実例]「願主近事瑜行知識并弐拾壱人」(出典:解深密経‐巻五跋‐天平勝宝元年(749)一〇月二一日)
    2. 「かの国の願主(グヮンジュ)別れ惜しみけるに」(出典千載和歌集(1187)離別・四八八・詞書)

ねがい‐ぬしねがひ‥【願主】

  1. 〘 名詞 〙ねがいにん(願人)

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