万度(読み)マンド

  • ▽万度
  • よろずたび よろづ‥
  • よろずたび〔よろづ〕

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙
① 一万回。よろずたび。
③ 長い柄(え)をとりつけてささげ持つ行灯(あんどん)。祭礼などに、四角な木のわくに紙を張って箱形につくり、某社御祭礼などと大書し、その下に町名、氏子中・子供中などと書きこれに花などを飾る。古くは棒の先に白幣をつけ、その下に大神宮の一万度の御祓箱を結びつけたが、後には大きい傘に短い幕をまわしたものなどもある。万灯(まんどう)
※談義本・虚実馬鹿語(1771)二「万度(マンド)のはなやか附祭りの祇園ばやし」
〘名〙 (多く副詞的に用いる) 多くの回数。何回も何回も。たびたび。
※万葉(8C後)一・七九「川隈(かはくま)の 八十隈(やそくま)落ちず 万段(よろづたび) かへり見しつつ 玉ほこの 道行き暮らし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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