万成寺村(読み)まんじようじむら

日本歴史地名大系 「万成寺村」の解説

万成寺村
まんじようじむら

[現在地名]小国町上田かみだ

樅木もみのき川沿いに集落があり、東は涌蓋わいた山、西は上田村に接する。文明一六年(一四八四)八月二八日の阿蘇十二社同霜宮最花米注文(阿蘇家文書)には、「しつりの分」に、近世に当村の小村となる内河野うちかわの寺尾野てらおの大南平おなみびら小南平こなみびらがあり、また「北里下宮ニ御寄進方之分」に近世に当村の小村となる星原ほしわらがあり、それぞれ銭と豆を負担している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android