万渓寺(読み)ばんけいじ

日本歴史地名大系 「万渓寺」の解説

万渓寺
ばんけいじ

[現在地名]師勝町久地野 郷廻

法幢山と号し、曹洞宗。本尊釈迦如来。慶長八年(一六〇三)創建で、開基正眼しようげん(現小牧市)一二世明叟周賢、開山雪道。文化一一年(一八一四)本堂を再建した(西春日井郡誌)。開山の雪道が、もし正眼寺三四世の大心雪道であるとすれば、文化一一年に本堂を再建した中興開山として年代が合う。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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