師勝町(読み)しかつちよう

日本歴史地名大系 「師勝町」の解説

師勝町
しかつちよう

面積:八・五二平方キロ

西春日井郡の中央東寄りに位置し、東は豊山とよやま町、南はしん川を隔てて名古屋市西区、西は西春にしはる町、北は小牧市と接する。町の東部を北から南へ合瀬あいせ(「ごうせ」ともいう)川が流れ、その東、豊山町との境には大山おおやま川が、さらに両川の中ほどを中江なかえ川が南流している。合瀬川は高田寺たかだじ中江川を合わせており、久地野くじの大山川と合流し、そこから新川となっている。町内は平地で標高は七・五メートル前後。

明治二二年(一八八九)井瀬木いせぎ二子ふたご・久地野・高田寺・能田のうた片場かたばの六ヵ村が合併して訓原くにはら村となり、同三九年、訓原村と鹿田しかた村・村・熊之庄くまのしよう村が合併して師勝村となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報