万能倉村(読み)まなぐらむら

日本歴史地名大系 「万能倉村」の解説

万能倉村
まなぐらむら

[現在地名]福山市駅家えきや町万能倉

下山守しもやまもり村の北に位置し、東は深津ふかつ上岩成かみいわなり村・下岩成村。古代の山陽道が通り、品治ほむち(「延喜式」兵部省)に近く、多くの倉庫があったことから地名がおこったという説がある。元和五年(一六一九)の備後国知行帳によれば高三六二石余、元禄一三年(一七〇〇)の備前検地高は一千三五六石余。この増加は新涯しんがいの開発によるもので、服部はつとり大池からの灌漑用水により良田となったものであろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む