万行(読み)マンギョウ

精選版 日本国語大辞典 「万行」の意味・読み・例文・類語

まん‐ぎょう‥ギャウ【万行】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 仏教徒、また修験者の修めるさまざまの行(ぎょう)
    1. [初出の実例]「而今以万行其法身」(出典:勝鬘経義疏(611)序)
  3. いっさいの行為。よろずのおこない。
    1. [初出の実例]「此二つは、万行に付て人の心を起す策也」(出典:ぎやどぺかどる(1599)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「万行」の読み・字形・画数・意味

【万行】ばんこう(かう)

千万すじ。唐・李白夜郎に流され、永華寺にて潯陽の群官に寄す〕詩 願はくは九江れを結び へて行のさん

字通「万」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む