万里同風(読み)バンリドウフウ

デジタル大辞泉 「万里同風」の意味・読み・例文・類語

ばんり‐どうふう【万里同風】

《「漢書」終軍伝から》天下がよく統一されていてはるか遠くの地まで風俗が同じであること。

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精選版 日本国語大辞典 「万里同風」の意味・読み・例文・類語

ばんり‐どうふう【万里同風】

  1. 〘 名詞 〙 ( 広い区域にわたって同じ風が吹く意から ) 天下が統一されて泰平であることのたとえ。千里同風。〔漢書‐終軍伝〕

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四字熟語を知る辞典 「万里同風」の解説

万里同風

広い区域にわたって同じ風が吹く意から、天下が統一されて泰平であることのたとえ。

[使用例] 災難にかけては誠に万里同風である。浜のさご磨滅して泥になり、野の雑草種族が絶えるまでは、災難の種も尽きないというのが自然界人間界の事実であるらしい[寺田寅彦*災難雑考|1935]

[類語] 千里同風

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