デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「丈部路安頭麻呂」の解説 丈部路安頭麻呂 はせつかべのみちの-あずまろ 712-? 奈良時代,下級官吏丈部路石勝(いわかつ)の子。和銅5年生まれ。養老4年父が漆をぬすみ流罪となったとき,9歳。兄の祖父麻呂(おおじまろ),弟の乙麻呂(おとまろ)とともに父の罪をつぐなうことをねがいでてみずから官奴(かんぬ)となった。その孝心に免じて父は罪をゆるされ,3人も良民となった。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例