丈部路祖父麻呂(読み)はせつかべのみちの おおじまろ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「丈部路祖父麻呂」の解説

丈部路祖父麻呂 はせつかべのみちの-おおじまろ

709-? 奈良時代,下級官吏丈部路石勝(いわかつ)の子。
和銅2年生まれ。安頭麻呂(あずまろ),乙麻呂(おとまろ)の兄。養老4年父が漆をぬすみ流罪となったとき,12歳。ふたりの弟とともに父の罪をつぐなうことをねがいでてみずから官奴(かんぬ)となった。その孝心に免じて父は罪をゆるされ,3人も良民となった。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む