三ヶ木村(読み)みかげむら

日本歴史地名大系 「三ヶ木村」の解説

三ヶ木村
みかげむら

[現在地名]津久井町三ヶ木

中野なかの村の西にあり、西は道志どうし川対岸寸沢嵐すあらし(現相模湖町)、北は相模川に接する河岸段丘上の村で、津久井県のほぼ中央に位置する。往還の中心でもあり、「風土記稿」は「当村には縦横に数条の道係れり。凡県内四方の往来皆此里に由らざるものは寡し」と記す。小田原衆所領役帳に「三加木之村」として「拾四貫三百文 野呂左京亮、一貫文 神領」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android