…五位蔵人には近衛少将,衛府佐,少弁等が多く任命された。このうち,衛門佐と弁官を兼ねる場合には三事兼帯と称し,特別な名誉とされた。これも家柄と能力を要する職であったが,平安末期ごろより近衛少将を兼ねる者は激減し,衛門佐や弁官を経る名家流の人々が主として任命されるようになった。…
※「三事兼帯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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