三井寺歩行虫(読み)ミイデラゴミムシ

デジタル大辞泉 「三井寺歩行虫」の意味・読み・例文・類語

みいでら‐ごみむし〔みゐでら‐〕【三井寺歩虫】

ホソクビゴミムシ科の昆虫体長約1.5センチで、黄褐色の地に黒色紋がある。湿った石の下や草むらにすみ、雑食性。捕まえると肛門こうもんから淡黄色ガスを出す。へっぴりむし。三井寺はんみょう。

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精選版 日本国語大辞典 「三井寺歩行虫」の意味・読み・例文・類語

みいでら‐ごみむしみゐでら‥【三井寺歩行虫】

  1. 〘 名詞 〙 ホソクビゴミムシ科の甲虫。体長約二センチメートル。頭胸部は黄褐色、上ばねは黒色で黄褐色の紋がある。敵に襲われると肛門から黄色のガスを煙状に吹き出す。湿地の石の下や草むらなどにすみ、小動物の死骸を食べる。日本各地・朝鮮・中国に分布。へっぴりむし。へひりむし。みいでらはんみょう。

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