三俵野村(読み)さんびようのむら

日本歴史地名大系 「三俵野村」の解説

三俵野村
さんびようのむら

[現在地名]長岡市三俵野町

滝谷たきや村の南西、信濃川右岸沿いにある。東は六日市むいかいち村、南は妙見みようけん村。古くは信濃川の島にあり、地籍上高山たかやま村の一部に属していたが、長岡藩検地の折に藩主年貢米を三俵ずつ納めていたので、三俵納が三俵野に変わったという。当村は信濃川の洪水で度々居を変えたと伝える。第一回は万治年間(一六五八―六一)、第二回は安永年間(一七七二―八一)、第三回は文化年間(一八〇四―一八)で、第四回弘化年間(一八四四―四八)罹災で現在の地に落着いたといわれるが、元禄郷帳には村名の記載はないので、当時村は未成立であったと思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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