三分一銀(読み)さんぶいちぎん

精選版 日本国語大辞典 「三分一銀」の意味・読み・例文・類語

さんぶいち‐ぎん【三分一銀】

  1. 〘 名詞 〙
  2. さんぶいちぎんのう(三分一銀納)
    1. [初出の実例]「十四の大晦日に親里の御年貢三分一銀(さんブいちギン)にさしつまりて」(出典浮世草子・好色五人女(1686)二)
  3. フランスの銀器商によって創案された合金一種。銀三三・三四パーセント、アルミニウム六六・六六パーセントで、硬度が高く、型押に適しながら、しかも彫刻が容易という特質がある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android