三句(読み)さんく

精選版 日本国語大辞典 「三句」の意味・読み・例文・類語

さん‐く【三句】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 連歌俳諧などで、三つの句。
    1. [初出の実例]「さてこの場はむづかしい。どうしても三句へもどります」(出典:黄表紙・高漫斉行脚日記(1776)上)
  3. 和歌最初から三番目の句。
    1. [初出の実例]「短歌以第三句尾字初韻、以第五句尾字終韻以還頭」(出典歌経標式(772))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む