三太守(読み)サンタイシュ

デジタル大辞泉 「三太守」の意味・読み・例文・類語

さん‐たいしゅ【三太守】

上総かずさ常陸ひたち上野こうずけ国守くにのかみの称。この3国は特に親王国守に任じられ、これを太守といった。→三介さんすけ

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精選版 日本国語大辞典 「三太守」の意味・読み・例文・類語

さん‐たいしゅ【三太守】

〘名〙 天長三年(八二六)に上総(かずさ)常陸(ひたち)上野(こうずけ)三国の守は、親王が任ぜられることになり、太守と称されるようになったので、この三国の太守を総称していう。

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