精選版 日本国語大辞典「三女」の解説
さん‐じょ ‥ヂョ【三女】
〘名〙
※江戸繁昌記(1832‐36)三「都俗の諺に曰ふ、『三女を生産すれば、一生安活す』と」
② 三番目に生まれた女子。
※古事談(1212‐15頃)二「恒徳公三女は伊周之妻室也」
③ 七去三従(しちきょさんじゅう)の戒めにあたる女。
※浄瑠璃・松風村雨束帯鑑(1707頃)こま尽し「総じて嫉妬深きは三女の一つ、娶(めと)ることなかれといふ本文有り」
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