三女(読み)サンジョ

デジタル大辞泉 「三女」の意味・読み・例文・類語

さん‐じょ〔‐ヂヨ〕【三女】

三人の娘。また、三人の女性
姉妹のうち3番目に生まれた女の子

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精選版 日本国語大辞典 「三女」の意味・読み・例文・類語

さん‐じょ‥ヂョ【三女】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 三人の女性。また、三人の娘。
    1. [初出の実例]「都俗の諺に曰ふ、『三女を生産すれば、一生安活す』と」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)三)
  3. 三番目に生まれた女子。
    1. [初出の実例]「恒徳公三女は伊周之妻室也」(出典:古事談(1212‐15頃)二)
  4. 七去三従(しちきょさんじゅう)の戒めにあたる女。
    1. [初出の実例]「総じて嫉妬深きは三女の一つ、娶(めと)ることなかれといふ本文有り」(出典浄瑠璃・松風村雨束帯鑑(1707頃)こま尽し)

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