三好操(読み)みよし みさお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三好操」の解説

三好操 みよし-みさお

1897-1933 大正-昭和時代前期,三好十郎の妻。
明治30年生まれ。東京の成徳女学校の教師となる。大正12年左翼運動で知りあった三好と結婚。昭和6年から結核で療養生活をおくり,8年11月12日死去。37歳。三好の代表作,戯曲浮標(ブイ)」は妻の看病とその死を題材にしている。香川県出身。旧姓坪井

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android