20世紀日本人名事典 「三好操」の解説 三好 操ミヨシ ミサオ 大正・昭和期の女性 劇作家・三好十郎の妻。 生年明治30(1897)年 没年昭和8(1933)年11月12日 出生地香川県 旧姓(旧名)坪井 経歴東京の成徳女学校で教師を務める。大正12年左翼活動を通じて劇作家の三好十郎と知り合い、結婚。のち肺結核にかかり、昭和6年から千葉県登戸で療養生活を送るが、夫の手厚い看病もむなしく、8年11月12日に亡くなった。のちに三好の代表作となる戯曲「浮標」は、妻の看病とその死を題材としている。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三好操」の解説 三好操 みよし-みさお 1897-1933 大正-昭和時代前期,三好十郎の妻。明治30年生まれ。東京の成徳女学校の教師となる。大正12年左翼運動で知りあった三好と結婚。昭和6年から結核で療養生活をおくり,8年11月12日死去。37歳。三好の代表作,戯曲「浮標(ブイ)」は妻の看病とその死を題材にしている。香川県出身。旧姓は坪井。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by