コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

三好十郎 みよしじゅうろう

7件 の用語解説(三好十郎の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

三好十郎
みよしじゅうろう

[生]1902.4.23. 佐賀
[没]1958.12.16. 東京
劇作家。早稲田大学卒業。 1924年吉江喬松教授の推薦で『早稲田文学』に詩を発表。 23年前後から左翼運動に入り,28年2月壺井繁治,高見順らと左翼作家同盟を結成,5月に雑誌『左翼芸術』に処女戯曲『首を切るのは誰だ』を,続いて『疵だらけのお秋』を発表した。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

みよし‐じゅうろう〔‐ジフラウ〕【三好十郎】

[1902~1958]劇作家・詩人。佐賀の生まれ。プロレタリア劇作家として出発、のち転向して庶民の生活を題材に多くの戯曲を書いた。戯曲「斬られの仙太」「浮標(ブイ)」「炎の人」など。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

三好十郎【みよしじゅうろう】

劇作家。佐賀市生れ。早大英文科卒。1928年高見順らと左翼芸術同盟を結成,処女作《首を切るのは誰だ》などによって評価された。日本プロレタリア演劇同盟に入って活躍したが,のち転向。
→関連項目戦旗

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

三好十郎 みよし-じゅうろう

1902-1958 昭和時代の劇作家。
明治35年4月23日生まれ。昭和3年「首を切るのは誰だ」などでプロレタリア劇作家の地位を確立した。のちマルクス主義に疑問をもち,9年「斬(き)られの仙太」を発表して左翼陣営をはなれた。昭和33年12月16日死去。56歳。佐賀県出身。早大卒。旧姓は森。作品はほかに「浮標(ブイ)」「炎の人」など。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

世界大百科事典 第2版の解説

みよしじゅうろう【三好十郎】

1902‐58(明治35‐昭和33)
劇作家,詩人。佐賀県生れ。4歳のとき三好家の養子となり,苦学して1920年早大英文科に入学。日夏耿之介に傾倒して詩作を始め,長編叙事詩《唯物神》(1924)によって認められた。28年高見順らと左翼芸術同盟を結成し,ただちに処女戯曲《首を切るのは誰だ》を発表,戯曲集《炭塵》(1931)によって,プロレタリア劇作家として評価された。しかし日本プロレタリア劇場同盟に不信をいだいて,マルクス主義からはなれ,34年《斬られの仙太》を刊行。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

みよしじゅうろう【三好十郎】

1902~1958) 劇作家・詩人。佐賀県生まれ。早大卒。プロレタリア劇作家として出発したがやがて離れ、リアリズム演劇を探究。戯曲「浮標ブイ」「斬られの仙太」「炎の人」など。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

三好十郎
みよしじゅうろう
(1902―1958)

劇作家。明治35年4月21日佐賀市に生まれる。戸籍上は父の兄の子、森姓。幼時三好家に入る。実父母と別れ、母方の祖母に育てられる複雑な環境に育つ。1925年(大正14)早稲田(わせだ)大学英文科卒業。在学中から詩を発表。サンジカリズムからマルクス主義に接近し、28年(昭和3)壺井繁治(つぼいしげじ)らと左翼芸術同盟を結成。その機関誌創刊号に処女戯曲『首を切るのは誰(だれ)だ』を発表。同年4月ナップ(全日本無産者芸術連盟)に合流、その下部組織プロット(日本プロレタリア劇場同盟)に属し、戯曲『疵(きず)だらけのお秋』(1928)、『炭塵(がす)』(1930)などが上演された。しかしマルクス主義の思想と運動に疑いを抱き、プロットを脱退。以後、『斬(き)られの仙太』(1934)、『彦六(ひころく)大いに笑ふ』(1936)、『浮標(ぶい)』(1940)、『獅子(しし)』(1943)などを発表し、昭和10年代を飾った。一時PCL文芸部に属しシナリオも執筆した。第二次世界大戦後も『廃墟(はいきょ)』(1947)、『その人を知らず』(1948)など多くの作品を発表、画家ゴッホを描いた『炎の人』(1951)で読売文学賞を得た。進歩的文化人を痛罵(つうば)した評論集『恐怖の季節』(1950)なども話題をよぶ。昭和33年2月16日没。没後、大武正人(おおたけまさと)の努力でガリ版の『三好十郎著作集』全63巻(1960~66)が刊行された。[祖父江昭二]
『『三好十郎の仕事』全四巻(1968・学芸書林) ▽大武正人著『私の三好十郎伝』(1968・永田書房) ▽『三好十郎日記』(1974・五月書房)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の三好十郎の言及

【浮標】より

三好十郎の戯曲。5幕。…

※「三好十郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

三好十郎の関連キーワード佐賀県佐賀市神園佐賀県佐賀市城内佐賀県佐賀市田代佐賀県佐賀市光佐賀県佐賀市松原佐賀県佐賀市南佐賀佐賀県佐賀市柳町佐賀県佐賀市与賀町愛野時一郎堂本正樹

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

三好十郎の関連情報