三好芳石(読み)ミヨシ ホウセキ

20世紀日本人名事典 「三好芳石」の解説

三好 芳石
ミヨシ ホウセキ

明治・大正期の書家



生年
弘化2年(1845年)

没年
大正11(1922)年10月10日

出生地
相模国足柄郡大住村(神奈川県)

本名
三好 直澄

経歴
幼少から書を好み、書家・巻鷗洲、彦根藩士・太田松斎に学び、芳石と号す。明治8年横浜で私塾・三好学校を開き、傍ら剣道を指南した。中村悟竹・西川春洞・中根半嶺らと交わり、文墨協会、日本書道会などの顧問幹事を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三好芳石」の解説

三好芳石 みよし-ほうせき

1845-1922 明治-大正時代の書家。
弘化(こうか)2年生まれ。巻鴎洲(まき-おうしゅう),彦根藩士太田松斎にまなび,明治8年横浜で塾をひらく。文墨協会,日本書道会などの顧問,幹事をつとめた。大正11年10月10日死去。78歳。相模(さがみ)(神奈川県)出身。名は直澄。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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