三子沢村(読み)みつござわむら

日本歴史地名大系 「三子沢村」の解説

三子沢村
みつござわむら

[現在地名]榛名町三ッ子沢

群馬郡に属し、上高浜かみたかはま村・下高浜村の西にある。頭無かしらなし川に沿い、西は宮沢みやざわ村・神戸ごうど村、北は十文字じゆうもんじ村。承応三年(一六五四)の安中領三子沢村検地帳(新井文書)によると田方三町三反余・畑方八町余・屋敷地四反余。寛文郷帳では田方三八石余・畑方六九石余、三河中島藩領。江戸後期の御改革組合村高帳では旗本松田領。文化一〇年(一八一三)宗門改帳(新井文書)によると家数二二、曹洞宗の下高浜村長信ちようしん寺檀家四九、同宗長純ちようじゆん(現箕郷町)檀家四四。榛名山南麓内野うちの秣場野付六ヵ村の一(→榛名山

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android