榛名町(読み)はるなまち

日本歴史地名大系 「榛名町」の解説

榛名町
はるなまち

面積:九三・二二平方キロ

群馬郡の中央部に位置し、東は箕郷みさと町、東北端は北群馬郡榛東しんとう村に接し、北は同郡伊香保いかほ町・吾妻あがつまあずま村・吾妻町、西は倉淵くらぶち村、南は安中市・高崎市。南部を西からほぼ東流するからす川に南流する榛名川、東南流するなめ川などが合流。烏川右岸、下室田しもむろだ以西左岸を国道四〇六号、烏川左岸を県道高崎―下室田線、烏川右岸から北端近く榛名山の間を同安中―榛名湖線、南東を同板鼻いたはな箕郷線などが通る。北端は上毛三山の一つ榛名山の外輪山である標高一四四九メートルの掃部かもんヶ岳を町内最高峰に、東に相馬そうま(一四一一メートル)、北にじやヶ岳(一二二一メートル)、南に天目てんもく(一三〇二メートル)、西の吾妻町に烏帽子えぼしヶ岳(一三六五メートル)などがあり、火口丘榛名富士(一三九〇・七メートル)と火口原湖榛名湖を囲む。なお北部にはすももが岳(一二九二・三メートル)天狗てんぐ(一一七九メートル)などがあり、南に山麓傾斜地が開けている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報