三宅馨(読み)ミヤケ カオル

20世紀日本人名事典 「三宅馨」の解説

三宅 馨
ミヤケ カオル

大正・昭和期の製薬化学者 元・武田薬品工業会長



生年
明治24(1891)年5月15日

没年
昭和44(1969)年10月24日

出生地
岡山県岡山市

学歴〔年〕
東京帝国大学薬学科〔大正4年〕卒

学位〔年〕
薬学博士

経歴
朝比奈泰彦門下。大卒後、武田長兵衛商店(現・武田薬品工業)に入り、医療品開発に携わる。のち、副社長を経て、会長。武田科学振興財団理事長もつとめた。また台湾でキナ樹、沖縄でコカ樹の栽培に成功。訳書にR.フォーチュン「幕末日本探訪記」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三宅馨」の解説

三宅馨 みやけ-かおる

1891-1969 大正-昭和時代の製薬技術者,経営者
明治24年5月15日生まれ。武田長兵衛商店(現武田薬品工業)にはいり,武田二郎とともに研究開発部門を担当した。昭和35年副社長,37年会長。昭和44年10月24日死去。78歳。岡山県出身。東京帝大卒。訳書にフォーチュン「江戸北京」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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