三島安一(読み)みしま やすいち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三島安一」の解説

三島安一 みしま-やすいち

?-? 江戸時代前期の鍼医(はりい)。
杉山和一門人杉山流鍼術(しんじゅつ)の講習所を全国45ヵ所に設置。2代関東総検校,法印となり,元真院と号した。門人に島浦益一伊豆(いず)三島(静岡県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の三島安一の言及

【杉山和一】より

…1685年(貞享2)5代将軍綱吉の病気を鍼術で治し,92年(元禄5)本所一つ目に宅地を与えられ関東総検校に任ぜられた。また幕命で鍼治講習所を開き,多くの門生を養成,その門の三島安一は職を継いで幕府医官となり,江戸近郊および諸国の45ヵ所に講堂を増設して杉山流鍼術を天下にひろめた。【宗田 一】。…

※「三島安一」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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