三崎三丁目遺跡(読み)みさきさんちようめいせき

日本歴史地名大系 「三崎三丁目遺跡」の解説

三崎三丁目遺跡
みさきさんちようめいせき

[現在地名]銚子市三崎町

下総台地の最東端、太平洋に面した屏風びようぶヶ浦海岸の崖上にある標高五八―五九メートルの旧石器時代の遺跡。民間レジャー施設建設に伴う平成三年度と同四年度の発掘調査で、旧石器時代の三つの文化層から五〇余ヵ所の石器集中地点と総数約七千五〇〇点に及ぶ多量の遺物が出土した。第一文化層は立川ロームIII層上部、第二文化層はIII層下部、第三文化層はVII層上位に生活面をもち、石器組成はそれぞれ小型のナイフ形石器・東内野型尖頭器・不定形剥片を主体とする。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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