三崎省三(読み)ミサキ ショウゾウ

20世紀日本人名事典 「三崎省三」の解説

三崎 省三
ミサキ ショウゾウ

明治〜昭和期の実業家 阪神電鉄専務。



生年
慶応3年7月(1867年)

没年
昭和4(1929)年2月23日

出生地
丹波国氷上郡黒井町(兵庫県)

学歴〔年〕
帝国大学予備科卒

経歴
帝国大学予備科を卒業後、米国で電気工学を学ぶ。明治27年帰国して三吉電機工場に入り、京都電鉄の国産初の電車製作する。32年阪神電鉄の創立と共に技師長として招かれ、米国の電気事情を視察して帰国、広軌高速度の阪神急行電車の敷設従事。大正6年〜昭和2年専務を務める。のち摩耶鋼索鉄道・尼宝電気鉄道・六甲越有馬鉄道・大阪乗合自動車・新阪神土地などの相談役・取締役を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三崎省三」の解説

三崎省三 みさき-しょうぞう

1867-1929 明治-昭和時代前期の実業家。
慶応3年7月生まれ。帝国大学予備科卒業後,アメリカで電気工学をまなぶ。明治27年三吉電機工場にはいり,京都電鉄の国産初の電車を製作。32年阪神電鉄に技師長としてまねかれ,大正6年専務となった。昭和4年2月23日死去。63歳。丹波氷上郡(兵庫県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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