精選版 日本国語大辞典 「三弦独稽古」の意味・読み・例文・類語 さんげんひとりげいこ【三弦独稽古】 三味線の独習書。特に義太夫節の手(旋律)の弾き方を、勘所と口三味線で記した楽譜によって説明したもの。義太夫三味線の記譜法の最古のものであろう。前編は宝暦七年(一七五七)、後編は同一〇年の刊行。著者は末よし梅笑。鶴沢新石、野沢喜立の伝承によって記述したもの。袖珍本。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例