三拾三ヶ村(読み)さんじゆうさんかむら

日本歴史地名大系 「三拾三ヶ村」の解説

三拾三ヶ村
さんじゆうさんかむら

[現在地名]下村三箇さんが、新湊市海老江七軒えびえしちけん本郷三箇ほんごうさんが

下村の北東に位置し、北陸街道から分岐した道が当地を経て針山新はりやましん(現新湊市)に向かう。寛永九年(一六三二)うしくび用水開削に伴い針山野が開拓されて成立した村で、当地の旧記(三十三ヶ区有文書)に「三拾三ケ村と申事、牛ケ首御用水出来ト上ケ候在所、上ハ小泉村、下ハ海老江村樋口三十三御座候ニ付壱ケ村より百姓一人宛出シ申候ニ付三十三ケ村と申候、牛ケ首御用水申上ケ寛永九年ニ相叶、同拾年まで成就仕故、同拾壱年たち(建)申候、同十一月より七間、同拾弐年たち壱村成申候」とあり、続けて七軒は大音主馬が検地し草高七〇石と定められたこと、本村検地帳がないのは前田利次に差上げたまま返らなかったからで、寛永一三年に再検地され、同一五年に草高二二八石余と定められたことなどを記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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